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ぽたぽた。 WJ黒/子の/バス/ケの二次創作BL小説中心女性向同人サイトです
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今更ながら近状報告。
八月中は車高に行っておりました。パソコン、漫画なしの三週間。退屈でしたとも! どうにか受かりましたが、まだ本免試験を受けていないので仮免のままです><
昨日今日で長崎に、明日から三日間大分ですヽ(´∇`)ノ 自分を苛めてなにが楽しいと本気で思っています。でも断れない…。
まあ楽しんできますけどね! お土産はないけどね!

あ、あとツイッターはじめました。
あまり出没はしませんが^^

黒バスは丞成の鳴海にはまったのです。バカが好き。でももういなくなっちゃった(;ω;)



以下、拍手お礼になります

>みょん姉様
毎回のことながら、拍手ありがとう御座います。
お酒はどうやら洋酒が好みのようです。ジンは美味しくいただけました^^ 炭酸は二度と飲みません。
津川と青峰のペアはもう好きすぎて困ります。青峰は不憫なくらいが丁度良いのです。それを癒すことなく楽しんでいる津川はたしかに最強だと思います。
ありがとうございました。


拍手[0回]

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 音が聞こえるほど鳴り続ける心臓が、どくりと、また一段と跳ねる。間近に迫った、その眼光に応じて高鳴った。
 ああ、と。漏れそうになる息を一瞬だけ留める。漏らしたくなくとも、すでに切れ切れの呼吸では長くもたない。
 頭の隅がぼうっとしている。夢の中にいるような、はっきりと覚醒しているような、どっち付かずの意識。そんなわけないのに、伸ばされる腕はとてもゆっくり感じられた。近付けば感じる、むっとした、汗ばむ肌と、汗そのものの匂い。じっとりと湿った匂いは、彼の匂いだというよりこの行為の匂いだと思う。しかし、ぎりぎりで触れてこない。それがまた何とももどかしく思う。
「……はっ」
 興奮した息。意地になっているような眼の光。声帯が千切れるような、言葉を越えた悲鳴に近い音。どきどきと耳の奥がいたい。
「ははっ」
 仲間の声援が聞こえる。叩きつけられるボールの音の一つひとつに、キュッと鋭く鳴る足元や踏み出した瞬間の床の硬さに、足が、筋肉が、細胞が、ざわめく。
 高鳴る。
 くすりと、俺は笑う。にやりと、彼は獰猛に笑う。
「これがバスケだ」と、そんな呟きが聞こえそうだった。





エロじゃなくてごめんね!

拍手[1回]

 その肌は陶器。そう思った。
 初めて緑間を見たときの印象は忘れられない。派手じゃないけど目立つ顔立ちで、学ランは妙に様になっていて、緑で、でかくて、メガネで、偉そう。でもそんなこと以上に、包帯とほぼ同じ色をしたその手の白さが目に付いたのを覚えている。白くて、すべすべしてそうで、思わず陶磁器の人形を思い出してしまうくらいなんだ。割れ物注意の札を人間につけてはいけないなんておかしいな、なんて考えてしまうほどだったんだ。
「よっ、なあ、あんた名前なに?」
 前の席のイスをずらして、緑間の机に寝転ぶようにうつ伏せる。緑間は答えないが、見えたのかなって思うくらい短く一瞥されたから気付いているはずだ。無視かなと頬を掻いていると、小さく素早く、みどりましんたろう、と口が動いた。
「ふーん、じゃあ、しんちゃんね」
 言うと緑間は初めて俺のほうを向いて、思いっきりしかめっ面をした。気に入らないのか困惑しているのかわからない。そんなことを気にする余裕なんてなかった。
 だってこんなことは珍しい。いつもはこんなに気軽ではないんだ。一度会っただけの奴をいきなり渾名で呼ぼうなんて思わないのに、緑間の声を聞いた途端、名前を知った途端、答えていた。
 動揺する内心を隠すためににっと笑う。ちょっと心配になって緑間が嫌な気持ちにならなかっただろうかと上目遣いに見上げれば、相手はメガネを押し上げて一言言う。
「まあ、構わん」
 それから視線を元に戻して、もう俺を見ていない。窓際の暖かな光を浴びた指は綺麗だ。
 かの人は清らかだ。
 一連の緑間を見てそう思って、やばいと思った。だって、やばいだろ。女の子より綺麗で、高校生にもなって夢見過ぎなことをと思っているけど、汚せないビスクドールみたいだって考えちまうんだ。間違って倒してしまったら壊れそう。
 動悸は収まらない。やばいんだけど、俺は緑間を好きになっていた。

 なのに部活が始まってからは一転して恐ろしくなる。その才能にも自信にも、踏み込めない領域を感じてしまうんだ。そこに近づこうと、並び立ってやろうと挑むたびに、恐ろしくなる。壊れそうだとか二度と考えられない。美麗な顔は笑みを浮かべることはなく、陶器のようだと思った腕は強靭なバネでボールを投げる。冷酷なほど、寸分違わずにゴールに入っていく様子はなんだか出来すぎていて、寒気しか感じなかった。嬉しいって顔をしてくれたらいいのに、それもない。機械か精巧なマネキン人形って感じで、これも空恐ろしい。
 しかし機械ではない。俺は機械なんかを好きにならない。
「真ちゃん、すっげーな」
「……」
 近づいてきた緑間に言うと、嫌そうな顔で睨まれた。まあ、俺はにこにこして流したけど。
「すっげぇかっこいいぜー」
「鬱陶しいのだよ」
「いや、すげぇって!」
 ふんと鼻を鳴らして緑間は立ち去る。近づいたのはたまたま、なんだろう。緑間は誰かと話したり遊んだりしたがらない人種みたいだから俺がいるから来たなんてことはあり得ない。
 かの人は、気高かった。
 何度勝とうと、何度やっかみや嫌がらせを受けようと、緑間はただ見下ろしているだけだった。高い場所にいるのに、なおも高みを目指している。
 負けたあの日でさえ緑間は強くあろうとしていた。平気なふりして、スポーツマンのくせに体冷やして、携帯がぶっ壊れるほど長く、あの土砂降りの中で何かを耐えていた。
「真ちゃんはさー、かっこいいんだけど協調性なさすぎ!」
「……」
「まあいいけどさー。つかね真ちゃん、いい加減俺に返事くれてもよくない?」
 冷えた肌は白い。久しぶりに思う、白磁の腕。指。
 決して強くない緑間が何を耐えていたかなんて、俺には想像できない。意味がわからないって感じ。孤高すぎるその誇りやプライドに鳥肌が立ってしまう。敗北を認め、それでも貫こうとする信念がわからなくて泣きそうになる。
 俺は恐らく、その緑間の姿こそを好いているのだから、意地でも、笑っていたけど。
「真ちゃん、俺、本当に真ちゃん好き」
「……」
 緑間は何も言わない。弱々しい声なんて緑間には相応しくないからそれで良いと思う。
 俺は、何度も好きって言った。俺が緑間を好きなことに偽りないんだ。

 翌日には緑間はいつもの感覚を取り戻していた。多少丸くなったみたいだけど、まだまだだ。まあ、先輩方から文句はないし、唯我独尊な緑間はこれくらいが丁度いい。
「真ちゃーん、好き」
「……鬱陶しいのだよ」
 試合前に目を瞑る緑間は相変わらず綺麗だ。肌が白くて睫毛が長いからますます人形みたいに見える。
「真ちゃん、愛してる」
「知っているのだよ」
「まじで! ……って……」
 からかう調子で振り返って、慌てて顔を戻す。一瞬意味がわからなくなって、うわーって顔が赤くなる。心臓がすごくどきどきしている。やばいと思う。
 直視できなかった、わずか一秒の横顔。緑間は顔が華やかだから、香り立つようなって言葉がよく合う。香り立つような鮮やかな笑み。もう一度見たいけど、見たらどうにかなってしまいそうで、頭ん中真っ白で、何か恥ずかしくって、なんか舞い上がっちゃってて、つまずきそうになった。緑間は俺なんて構わずに戸口に向かっている。
「行くぞ」
 声を掛けられた。
「……おう」
 緑間は振り返らない。毅然とした姿でそこにいる。
 やばい、やばい。すごく嬉しい。どきどきする。鳴り止まない。変な感じに興奮している。にやけてしまう。普段からちょっとにやけ顔だからわからないだろうけど。
「高尾!」
 力強い呼び声が体内に木霊するように響く。駆け抜けるような興奮を感じたまま緑間に送ったボールは、白い指の中に消え、一秒だけ時間をおいて放たれる。白い手足が赤く上気してしなる。汗だくになった顔は柳眉が曲がっている。生命力に溢れている緑間の姿だ。
 緑間は振り向かない。ゴールの歓声が鼓動と重なる。
 ああ、かの人はなんて美しい。



   かの人はカサブランカ

拍手[4回]

棘のついた蔓に触れるとちくりとしましたが血が出ることはありません。そもそも棘らしい棘ではないのですから痛みなどあるはずないです。そうしたら前を歩いていた彼は振り返ってなにしてるんだって怪訝そうな顔をしています。そのまま垣根を見ていた僕に近づいてきて今度は声に出してなにしてるんだって言うので僕は別に何もありませんと答えるのですが本当はちっとも何もなくないのです。僕の答えに納得した彼はそれでも僕を待っていて僕が一緒に歩き始めるとやっと笑うので僕は吐きませんがため息を吐きたくなります。彼は無用心に僕に近づきすぎるので僕はいつもどきどきと音を立てて壊れていきそうな心臓を宥めつけなくてはいけないのです。僕は彼が好きなのです。しかし彼はそんな僕の気持ちにはまったく気付かないので簡単に僕の隣に来るのですが彼に気付いてもらいたいと思う反面で絶対に気付かれたくないと思っている僕もいるので僕は彼が傍にいるととてもおそろしいのです。黙っているのがつまらなくなった彼は僕の頭をぐしゃぐしゃとかき回してきては僕はいつも心臓を吐き出してしまいそうな感覚を味わってしまいます。しかし止めてと言うには僕は彼の手を好いてやめて欲しくないのです。何か言わなくてはと思っていても口を開けば何を口走るのか分かったものじゃありません。しかし嫌な顔をしてしまいます。僕の不安なんてものは彼には一切関係がないのだから仕方がないのだけれどそれはとても悲しいことではないのかと思ってしまうのです。悔しいのです。楽しそうに笑って手を離す彼が途端に憎らしくなり何かを考えている暇などないまま彼の袖を引っ張っていて後悔しながらそれでもそれこそが正しいと思っていました。嗚呼止めてください。どうしたなんて聞かないでください。そんなこときいてくれるな。僕は彼が本当に好きなのです大好きなのです。そして僕は知っているのです。彼が僕以上に純粋に僕のことを愛していてくれることを知っているのです。それでも彼はその純粋さに守られているのでどす黒く浅ましいだけの僕の気持ちにも彼自身の気持ちにも気付かないのです。彼の清純さは彼が今のように純朴しぎるままに生きているからこそ生まれるものであり気付かせてしまって消え失せさせてはいけないので僕は口を噤みます。それでも影である僕のもっとも後ろ暗くどす黒い気持ちはささやくのです。彼を僕の唯一にしてしまいたいと思っているのなら気付かせてしまえと囁きつづけるのです。彼が僕の気持ちに気付けば彼は僕のものでしょう。僕が彼に気持ちをささやくだけで彼は僕のものになるでしょう。素敵ですね。ですがその誘惑はおそろしいものですから僕は絶対に表に出さずしまい込むのです。それでもちょっとくらい意地悪したって良いんじゃないかと思ってしまったのは僕の意志の弱さです。ねえ火神君僕は君が好きなんですよ知っていましたかと呟いて笑って見せてからびっくりしている彼の表情を見て後悔するのです。僕は冗談ですよともう一度笑って彼を追い越しましょう。なぜなら僕は決して困らせるためにこんなことを言ったのではないのですからお遊びにしなくてはいけないのです。彼は真っ赤になってぶっきらぼうに僕を追い越して早足に立ち去っていこうとするのです。そのときに横目で僕を見た瞳には小さな怒りが滲んでいたのでやはり彼と僕は同じ思いを持っているのでしょう。そして僕は彼の髪と同じ色になった首元を見ながら微笑ましいような幸せな気持ちを感じているのです。しかし同時に僕の暗黒はそのおそろしい気持ちもいつのまにか呟いているのです。


逃がすな、捕らえろ。









火←黒子はきっと頭がいいぶん悶々としているんじゃないかな
野茨の花言葉は"気まぐれ美人"です

拍手[1回]

 ぎゅうっと、腕の中の背中を抱き締める。すぐに腕が伸びてきて邪魔だというように頭を叩かれた。痛くはないけどムカついたからもっと力を込めてぎゅっとする。今度はため息を吐かれた。
「……わざわざ叩かなくてもいいじゃん」
「あ゛?」
「……何でもない」
 思わず出た自分の言葉を嘘で否定した。何でもなくない。青峰は不機嫌でまた黙り込んでしまう。
 パラパラと雑誌が捲られる音がかすかに聞こえる。たまに手の甲に当たってむずむずしたけど動くのが億劫だから無視する。視線をずらすと青峰の耳がぼんやりと見えた。もう一度ぎゅっとしたいけど、そうしたら今度こそ振り払われそうだからやめる。
「いい加減にしろよ、お前」
 随分経ってから青峰が振り向く。動きに逆らわずにいると倒れて、胡座をかいていた青峰の膝に落ちる。ぽすってまた気の抜けた音がした。ごつい野郎の膝枕は絵的にどうかと思ったが、それは一瞬のことですぐに床に落とされた。
 強かに打った頭を横向きに動かしたら壁の時計が見えて、あれから一時間も抱き付いていた事実にちょっと感動した。雑誌を読んでいたとはいえ青峰はべったりされることが嫌いだからだ。もしかしたら、ぎゅうってしても怒らなかったかもしれない。そう思ったが、打ち付けた頭があり得ないと諭していた。
「聞いてんのか、おい」
 すっと視界に影が落ち、青峰の手が広がる。押さえつけるように頭を鷲掴みにされた。ぎゅうっとなる。
「ちょっ痛ってぇ! ちょっ、あーも、火神にいじめられた後なんだからそっとしといてよ!」
「はあ? 火神?」
「そう火神!」
「……」
 大分間違っているような気はする。気はするが、面倒だから黙っておく。いい加減こめかみが痛くて小さく首を振ると、青峰は不機嫌にもっと眉を寄せたけど手は離してくれた。何やら今日はやけに優しい。
「……青峰もさー、何であのタイミングであそこにいるかなー」
「俺は駅にも行っちゃいけねぇのか」
「そーじゃなくて」
 また機嫌の悪くなっていく青峰を笑おうとして、失敗した。青峰は面倒くさそうな顔になって叩いてくる。平手は額に当たってぺちんと軽い音をだした。
「何言われたんだよ」
「……青峰ー……」
「気色悪い声出すな」
「……」
「……」
 しばらく黙秘してみたけど駄目らしい。あーあとため息をつく。そう何度も思い出したくないのに、厄日なんだろうか。
 しかし、自分の問題を青峰に言っても仕方ないだろうと分かっているから、やはり言いたくない。無限ループってのに嵌っているだけだから、実は簡単なのだ。認めたくないが、自分がガキだというと子だし。
 冬の大会は、自分たちは出られない。先輩たちはもう一生出られない。昔からの決め事だから文句を言っても始まらないんだけど、とても理不尽に感じてしまう。それでも先輩たちが部活に参加しなくなって、仕方ないんだってやっと受け入れたのに火神にわざわざ説明しなくてはならなくて。しかもこれで最後って思った試合は火神の知り合いらしい奴にぼろ負けして。火神のレベルってキセキの世代と同じなのにそいつもキセキの世代が同じ高校にいるらしくて。リベンジしたいのに先輩たちはもう引退だからもう機会がない。最悪だって思いながら帰ってみれば青峰がいて。コイビトだけど青峰もキセキの世代で。俺はやっぱり勝てなくて。ウィンターカップにキセキの世代はみんな出るのに、それなのに、俺は出れない。
 ほら、振り出しに戻った。
「キセキの世代ってさー……」
「……」
 黙り込む。言いたいことは多く、言葉にできないことはもっと多く、それでも言ってはいけないと理性が警告する。その警告が正しいと分かっているから、半開きのまま震えていた口を無理矢理閉じる。
 ちゃんと言葉は飲み込んだ。二度と出てこない。
 一度目を閉じて深呼吸した。戻ってきた視界の端でカーテンが揺れた。昼間がからっとした晴天だったから夜はちょっと冷え込んでいる。それでも夏の暑さは残っているようで、窓を開けているくらいでは涼しくない。部屋のフローリングも生温くなっている。雨でも降ればまだ涼しくなるかもしれない。青峰が嫌っているのは知ってるけど、クーラーをつければさらにいいのにと思う。
(悔しいとか、次は負けないとか、思ってるけど……思ってるけど、さ)
 思うことに意味がない気がしてくる。もう、勝てない気がしてならない。それを、情けないって言える奴が何人いるんだろうか。
「……んだよ」
 青峰が呟いた。自分に向かって発せられたものじゃないから、ほっとした。
 青峰は視界にいない。真後ろの体温をぎゅうっと抱きしめたかった。





キセキのチートが許せないけど、青峰はそのチートさで苦しんでいるから言えなくて、でもそれって贅沢な苦しみだと思って悔しい
凡人とか天才とか考えたくないのに思い知らされて、でも青峰は好きなんだよ、という津川
津川は青峰が大好きなんです

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